はじめに

この映画は

モルエラニ」とは、室蘭(ムロラン)の語源の一つと言われているアイヌ語で、「小さな下り坂」の意味。 室蘭を含む西いぶり地方は、初夏には蝦夷梅雨と呼ばれる独特の気候で雨や霧の多いまち。

そんな「このまち」の魅力を、
7編のストーリーと珠玉の映像であますことなく伝える映画、
それが、『モルエラニの霧の中』です。

このプロジェクトについて

昨今「ご当地映画」が多くなり、映画の影響でその土地を訪れる人が増えるなど、活性化という点では一定の効果が認められています。

しかし、そのまちに惚れ込んでいる監督が、一市民として暮らしている。
同じくそのまちに住んでいる人たちが資金を集め、手足を動かして作る。
そんな「純正ご当地映画」は、ありませんでした。

西いぶり地方は、海、山、火山、温泉、農業、工業、漁業、夜景、湖、
アイヌ文化、開拓の文化、港、独特の食文化、などなど、
様々な特長がぎゅっと詰まった、珍しくも素晴らしいところとして
近年改めて注目を集めています。

中でも室蘭は、工業の街としての顔を持つ分、
とても一つのまちとは思えない多面的な表情を見せます。

鳴き砂のある浜辺、断崖の絶景という全く違う魅力を持つ海、
日本有数の工場夜景に白鳥大橋というひときわ美しいアクセント。
この自然と人工物が織りなす風景は、室蘭ならではの美しさです。

こんな「どこにもない景色」と、映画監督が暮らしているという
「どこにもない条件」が、このまちにはありました。

だからこそ、私たちは、やることに決めたのです。

室蘭や西いぶりの風景と人々の想い、
世界で賞をいくつも受賞した一流の監督というこの上ない組み合わせで、

世界に通用する最高のクオリティの「このまち」映画をつくることを。

これは、映画史上、前代未聞のプロジェクト

こうして出来上がった映画は、当然注目度も高く、
ロケ地も多くのメディアに取り上げられるでしょう。
また、映画そのものが、この地域の素晴らしさを全国や世界の人々に
知ってもらうための「ガイドブック」や「旅のしおり」として
重要かつ新たな切り札となります。

つまり、たくさんの人たちが「私たちのまち」に興味を持ち、
実際に足を運ぶきっかけが、この映画に秘められている
のです。

誰もまだつくったことのない映画を、自分たちの手でつくる。
その先に、新しい「このまち」の姿がある。

私たちは、映画づくりにだけワクワクしているのではなく、
「このまち」のこれからにワクワクしているのです。

坪川監督からのメッセージ

監督のプロフィールはこちら

長年暮らした東京から、北海道室蘭市へ移り住んで3年が経ちました。
この3年間で、僕はすっかりこの町に魅せられてしまい、この地を舞台にした脚本を書きました。
3年の間にお会いした方、見聞きしたエピソードをたくさん盛り込んだ脚本です。
半分実話のお話しを、実際のその地で作るという、一風変わった映画になります。
函館や小樽に優るとも劣らないこの町の魅力を、多くの方に知ってもらい、そして残していきたいと強く思いながら、いま準備を始めました。 もちろんこの町も、(美しいこと)ばかりが溢れているわけではありません。
いずこの地方都市にもみられる(哀しみ)も抱えています。
あらゆる世界がデジタル化、グローバル化され、利便性の悪いものや生産性の低いものが生きにくい時代です。
それに伴ない、消えゆく古き良きものたち、去っていく愛しきものたち。
それら(哀しみ)をも包み込み、この(魅力的な地)で明るく力強く生きている人たちを描き、そして後世に残る作品にしたいと考えております。
お力添えの程、どうぞよろしくお願い致します。




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